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外向性 · ファセットE4

活動性E4

活動性が測っているのは、暮らしのテンポです。一日をどれくらいの速さで進み、どれくらい詰まっているのが心地よいか。高い人は同時にいくつも動かし、空いた午後を持て余します。低い人は急がない一定の速さを保ち、ゆっくりした日はゆっくりのままにしておきます。体力や成果の話ではありません。

  • 外向性の4番目のファセット
  • 300問版では10項目、120問版では4項目
  • 散らばりは30の中で最も狭い
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活動性の尺度が見ているもの

この尺度が数えているのはテンポです。項目が尋ねるのは、いつも動いているほうか、やることが多い日のほうが落ち着くか、予定の空いた一日をどう感じるか。何を成し遂げたかにも、体が丈夫かどうかにも触れません。外から押されていないときに暮らしが自然と進む速さ、それがここに出ます。

外向性の六つの中で、この尺度はいちばん座りが悪い一枚です。自分の因子との相関は0.50、自分の答えを因子から抜くと0.35まで下がり、三十のファセットの中でも下のほうです。いちばん強い結びつきは因子の外、誠実性へ伸びます。達成追求と0.58、自己鍛錬と0.55、自己効力感と0.44。内側で最も近いのは自己主張の0.49で、親しみやすさは0.30、社交性は0.28にとどまります。

点数が語るのは平常時の速さで、今の季節ではありません。子どもが生まれた年も、引っ越しの半年も、誰の一日も動きっぱなしになります。この尺度が知りたいのは、その圧が抜けたあとに戻っていく速さで、そこは何年たってもあまり動きません。

研究の文献では尺度名はActivityと短く置かれ、気質を扱う分野では同じ領域をテンポや活力と呼びます。使っている項目は、ジョンソンが誰でも使える形で置いたIPIPの文で、商用の質問紙ではありません。

活動性と取り違えられるもの

この尺度の名前は、日本語でも別のものに使われています。すぐ隣に立つのは三つで、どれと混ぜても点数の読み方がずれます。

運動量と体力

日本語で活動量と言えば、まず歩数計や運動の記録、健康診断の問診票が浮かびます。この尺度はそのどれとも関係がありません。走る習慣があっても週の残りが静かなら低い帯に落ちますし、運動をまったくしない人が上の端に出ることもあります。数えているのは体の話ではなく、一日の進み方です。

達成追求(C4)

速さと向きは別のものです。達成追求が見るのは狙いを定めて押し切る構えで、席は誠実性にあります。二つは0.58で並び、この尺度が持つ最も強い結びつきなので言葉も混ざります。その差の中にいるのが、行き先のない動きと、一つずつ進む目標を持った人です。

予定の詰まった一週間

事情は気質と関係なく週を埋めます。小さな子どもがいれば、受験や介護が重なれば、いちばん静かな人にも空いた夜は残りません。この尺度が聞くのは別のことです。空白の午後がふいに現れたとき、それを埋めにいくのか、守りにいくのか。手帳を見てもそこは分かりません。

速いテンポと遅いテンポ

一方の端は動き続ける暮らし、もう一方は急がない暮らしです。どちらが健康でもなく、どちらが多く仕上げるわけでもありません。変わるのは、力の使い道です。

活動性が高い: 一日が動き続ける

いくつも同時に動いていて、その状態のほうが落ち着きます。待ち時間は退屈なので隙間は用事で埋まり、その人が入ると部屋の速度が少し上がります。請求されるのは休息です。空いた一時間が回復ではなく無駄に見え、止まるほうには決心が要ります。始めるときには要らないものです。

  • 空きそうな午後は、空く前に予定が入る
  • 一緒に歩いている人より歩くのが速い
  • 休むのは予定に書いたときだけ

常に何かが動いている。予定は詰まっているほうが落ち着き、空白のほうが落ち着かない。

活動性が低い: 一度に一つずつ

急がない一定の速さを保ち、それで遅れている気にはなりません。無駄な動きが少なく、途中のものが散らばらず、週の調子が悪い人がそばで落ち着きを借りていきます。代金は速い部屋で出ます。上がらないテンポが関心の薄さとして読まれ、短い好機が自分の拍子のまま閉じることがあります。

  • 予定が白いままの日は、良い日に数える
  • 二つ同時にやると、どちらもやっていない感じがする
  • 落ち着きを、やる気のなさと取られることがある

ゆっくりしたテンポが合う。急かされると質が落ち、予定を詰めるより余白のある一日のほうがよく働ける。

真ん中の帯にはおよそ四割が入り、暮らしやすい場所です。忙しい時期も静かな時期もどちらも来て、テンポはその月の求めに合わせて動き、どちらの状態も間違いには感じません。

低い・平均・高いの区切りは、ジョンソンが使う30/40/30というパーセンタイルの慣行です。ここで測るのは暮らしの速さであって、その価値ではありません。遅いテンポは怠けではなく、速いテンポは実績ではありません。

素点の散らばり方

10の答えの合計なので、素点は10点から50点に入ります。下の曲線のもとは、長い版を終えた135,947件のプロフィールです。この山は三十のファセットで最も細く、平均から5.7点の幅に人が収まります。怒りや落ち込みやすさでは、同じ幅が9点あります。

主なパーセンタイルを表で見る
パーセンタイル素点
1024
2527
5031
7535
9038

プロフィールの半分は27点から35点に入り、真ん中は31点です。同じ素点30点でも、男性なら54パーセンタイル、女性なら43パーセンタイル。比べる相手は、同じ性別と年代でこの診断を受けた人たちで、世の中の全員ではありません。

性別と年齢の見え方

男女はこの尺度では近くに並びます。立ち止まる価値があるのは年齢のほうで、そこだけ因子の流れに逆らいます。

女性の平均は31.01点、男性は29.58点。40点幅での1.4点は、三十のファセットの中では真ん中あたりの差です。年齢は逆に押し上げます。男性は21歳未満の28.9点から41-60歳の30.9点へ、女性は30.5点から31.7点へ。同じ年月に外向性そのものは、男性で201点から191点、女性で208点から192点まで下がります。

六つの中での活動性

六つのうち、自分の因子にいちばん収まりが悪いのがこの尺度です。外向性との相関は0.50、自分の答えを抜けば0.35。内側で最も近い隣は自己主張の0.49で、いちばん親しくしている相手は因子の外、誠実性に座っています。

テンポは日々のどこに出るか

仕事では

職場では、速いテンポは同僚が最初に気づくもので、最後まで誰も測らないものです。ほかの人が封を切っている間に、小さな用件が片づきます。危ないのは、大事なことではなく動くことに一日が使われる形です。この尺度が配るのは力であって、向きではありません。遅いテンポが買うのは、崩れない出力と、急いだせいの間違いの少なさです。

人との間では

家では、この尺度が食い違いの種になりやすい部分です。高い人は週末の計画を立て、散歩に誘い、予定のない日曜日を問題として扱います。片方の相手にはそれが連れ立ちで、もう片方には圧力です。低い人が差し出すのは急がない時間で、一緒に何かをすることで近さを示す相手からは、気が乗らないように見えます。

自分の成長では

どちらの端も、相手の真似をして得るものは多くありません。テンポはほとんど動かないからです。速い側の問いは、どう減速するかではなく、この動きは何のためかです。狙いのある速さは実りますが、狙いのない速さは高くつきます。遅い側で効くのは、締め切りのあるものを見分けることです。

テンポは変えられるのか

この種の個人差がどこから来るかは、大枠では見えています。受け継いだ部分がおよそ半分を引き受け、残りの説明のほとんどは、同じ家で育っても別々に当たる出来事の側に回ります。余地はあるということです。ただしその余地は年単位でゆっくり使われるので、十年たっても人どうしの並び順はあまり入れ替わりません。

集団の線はこの尺度では中年へ向かって上がります。因子の動きとは逆です。私たちの基準データでは、いちばん若い群から41-60歳の群へ男性が約2点、女性が約1点増える一方、外向性の合計は男性で9点、女性で16点落ちます。テンポは残り、人混みのほうが去っていく形です。年代ごとに別々の人が並んでいるので、この線は集団の姿であって、これから起こる予定ではありません。

一つの数字が言わないのは、この速さが何に繋がっているかです。高い活動性が高い自己鍛錬と並べば、年をまたいで何かが積み上がります。同じ速さが低い自己鍛錬と並べば、始まりの数だけが増えます。有料の分析が読むのはその層です。

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どうやって数えているか

300項目版はこのファセットを10の文で測り、120項目版は4つです。10のうち5つは逆向きに書かれ、そこで賛成すると点数は下がります。答えは1点から5点、逆転項目は向きを戻して足し、10点から50点の合計を性別と年代の基準表に当ててパーセンタイルにします。アルファは10項目で0.728、4項目で0.703です。

IPIP-NEO-300項目数: 10信頼性、アルファ 0.73サンプル: 135,947
IPIP-NEO-120項目数: 4信頼性、アルファ 0.70サンプル: 385,801

アルファは同じ尺度の項目がどれだけ揃っているかを示します。研究では0.70以上が安定とされます。この数値はジョンソンの公開データから自分たちで計算したので、公表値と照らし合わせられます。

10の文そのものはこのページに置いていません。何を探している尺度か先に見えると、人はふだんとずれた答えを返します。文に会うのは診断が始まってからです。

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先に自分のテンポを当てる

ほかの人と比べて、自分の毎日のテンポはどのあたりだと思いますか。印をつけてから診断を受けて、出てきた数字と見比べてみてください。

50
ゆっくりが合う常に動いている
予想
100点中50平均

0はこの診断を受けたほとんどの人より低い、100はほとんどの人より高い、という意味です。

これは予想であって、測定ではありません。診断は、回答を実際の人の基準データと比べます。

よく届く質問

活動性が高いと運動量が多いということですか

いいえ。この言い方は歩数計や健康の問診票に取られていますが、性格の尺度が指すのは別のもので、ふだんの一日の速さと詰まり具合です。10の文のどれも、運動や歩数や体のことを聞いていません。走らない人が上の端に出ることも、走る人が低い帯に落ちることもあります。

テンポの尺度がなぜ外向性に入っているのですか

歴史の都合です。因子が組み立てられたとき、活発さを表す言葉が社交的な言葉と一緒に集まりました。私たちの数字では収まりは緩く、外向性との相関は0.50、六つの中でも下から数えたほうが早いです。強い結びつきは誠実性へ抜けます。忙しい内向的な人は、めずらしくもない組み合わせです。

点数が高いと仕事が多く片づきますか

動いている量が多い、というだけです。仕上げるほうを担うのは主に自己鍛錬と達成追求で、結果を決めるのはその組み合わせです。狙いのはっきりした速さはよく実りますが、狙いのない同じ速さが生むのは、たくさんの始まりです。

年をとると人の動きは遅くなりますか

この尺度では遅くなりません。そこがデータの意外なところです。いちばん若い群から41-60歳の群へ、男性が約2点、女性が約1点増えます。同じ年月に外向性の合計は男性で9点、女性で16点減ります。暮らしの速さは残り、人混みへの食欲のほうが引いていきます。

女性のほうが少し高いのはなぜですか

女性は31.01点、男性は29.58点で、40点幅の1.4点です。三十のファセットの中では真ん中あたりの差で、同じ性別の中の散らばりのほうがずっと大きくなります。集団の平均が語れるのはそこまでで、目の前の二人については何も決めません。

この尺度はどのくらい信頼できますか

ジョンソンの公開データでアルファを計算すると、10項目版で0.728、4項目版で0.703でした。長い版のこの値は三十のファセットで最も低い数字です。テンポと忙しさと落ち着かなさは、近いけれど一つのものではないからです。使えますが、ここでいちばん緩い尺度だとは言っておきます。

自分のテンポを測る

本格的に見るなら300問、15分で済ませたいなら120問。どちらの版でも三十のファセットに数字が付き、支払いも会員登録もありません。テンポのパーセンタイルは、最後の一問を送った画面にすぐ並びます。

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