300を受ける
パブリックドメインの検査が出せるいちばん詳しい像がほしく、しばらく腰を据えられる方に。
- 五つの領域だけでなく、ファセットが大事だと感じている
- あとで読み返すつもりがある、あるいは将来の結果と見比べたい
- 境目のファセットで迷うくらいなら、問いが増えるほうがよい
時間があるなら完全版を。ファセットのためにここへ来るのであり、ファセットは問いが増えるほど輪郭がはっきりします。時間がないなら、短い版は本物の検査であって試供品ではありません。
以下はすべて、ファセット一つに何問が割かれるかから導かれます。
| 項目 | IPIP-NEO-300 | IPIP-NEO-120 |
|---|---|---|
| 設問数 | 300の文 | 120の文 |
| 所要時間 | およそ40分 | およそ15分 |
| 領域 | 五つすべて | 五つすべて |
| ファセット | 三十すべて | 三十すべて |
| ファセットあたりの設問 | 十問 | 四問 |
| パーセンタイル規準 | 専用の表、性別と年齢帯ごと | 専用の表、性別と年齢帯ごと |
| 向いている人 | 実際に読み込むファセット像がほしい人 | ひと続きで誠実な見取り図がほしい人 |
各版はそれぞれの規準で採点されます。300のパーセンタイルと120のパーセンタイルは同じものを測っていますが、別々の標本から出るため、両者に小さな差が出るのは想定内です。
ここでいう信頼性はクロンバックのアルファで、私たちのパーセンタイル表と同じ公開データから算出しています。一貫性として読んでください。一つの尺度の中の問いがどれだけ同じことを言っているか、です。高いほど、別の日に答えたときの数字の揺れが小さくなります。
領域の水準では差は小さく、領域は依然として六十または二十四の回答から組み立てられます。どちらの版も心理測定が尺度を強いと呼ぶ位置に収まり、主要な五つの数字では短縮版が失うものはごくわずかです。
三十のファセットの平均
0.84
300項目
0.76
120項目
本当に分かれるのはここです。十の回答から組まれたファセットは、四つから組まれたものより目に見えてよくまとまり、その差は短縮版で個々のファセットのパーセンタイルの周りの不確かさとして広がります。
アルファはジョンソンの公開データから算出しています。私たちの規準と同じ出所です。オンラインで回答した人たちを表すもので、人口全体ではありません。
n = 135,947 / 385,801
120は別の質問紙ではありません。その文はすべて300にもあり、著者が各ファセットの最良の指標を四つずつ選んだものです。
だから一方を受けてすぐもう一方を受け、新鮮な見立てを得ることはできません。二度目は答え済みの問いを繰り返すからです。二つの像がたいてい似るのも、両者が大きく食い違ったときに肩をすくめずに読み直す価値があるのも、同じ理由です。
受けてかまいませんし、面白いのは個々の結果よりも比較のほうです。間を空けてください。数週間あればその日の調子は持ち越されなくなりますし、まだ覚えている回答は独立した回答ではありません。
小さな違いはどこにでも出ます。版のあいだでファセットが五から十パーセンタイル動くのはありふれた測定の揺れで、短縮版ではなおさらです。どちらかが間違っている印ではありません。
同じファセットで三十パーセンタイル以上開いたときは、二度読む価値があります。たいていは統計ではなく人の事情です。急いだ回答、つらい一週間、二度目に違う意味で受け取った問い。二つの読みがそこまで大きく争うときは、完全版のほうを信じてください。