絵が描ける、楽器が弾ける
この尺度は腕前を測っていません。届くかどうかを尋ねるだけで、手が何を作れるかは範囲の外です。音を一つも取れない人が最上位に来ることは普通にあり、仕事で絵を描いている人が中央に落ちることもあります。技芸が仕事になったからです。技術と訓練と好みは別の話で、どの文もそこには近づきません。
ビッグファイブの芸術への関心が測るのは、美しさが自分にとってどれだけ重いかです。10の項目が尋ねるのは、芸術や音楽、詩、自然の景色が注意を引き止めるのか、自分から探しに行くのか、周りが美しい部屋か味気ない部屋かで一日の色が変わるのか。知識の量も趣味の良さも、この尺度は一度も問いません。
このファセットは経験への開放性の中にあり、外を向いています。想像力は目を閉じたところで働き、知的好奇心は考えを相手にしますが、この尺度は目と耳から届いたものを受け取ります。因子そのものにいちばん近いのもここで、自分の因子との相関は0.71、残る五つのファセットをまとめた相関は0.54です。
そして、この尺度より高いところに立つ尺度は診断の中にありません。135,947件のプロフィールでの平均は50点中40.2点で、30のファセットのうち1位。女性だけの平均は41.9点で、この診断のどの集団の平均よりも高い数字です。だから素点の40点は、男性なら56パーセンタイル、女性なら33パーセンタイルにしか届きません。
六つに分けた開放性を扱う研究では、この尺度はふつう「審美性」の名で並び、古い仕事では「美的感性」と呼ばれます。項目はジョンソンが公開した誰でも使える集まりから採っていて、商用の質問紙とは関係がありません。
尺度のすぐ隣に三つのものが立っていて、どれも点数の読み方を変えます。名前に「芸術」が入っているので、最初の一つはとくに紛れます。
この尺度は腕前を測っていません。届くかどうかを尋ねるだけで、手が何を作れるかは範囲の外です。音を一つも取れない人が最上位に来ることは普通にあり、仕事で絵を描いている人が中央に落ちることもあります。技芸が仕事になったからです。技術と訓練と好みは別の話で、どの文もそこには近づきません。
二つは一つの言葉のように使われますが、データは重ねません。共通するのは0.35で、協調性にある思いやりとの0.38より小さい数字です。想像力はなかったものを立ち上げ、この尺度はすでに世界に置かれているものに応えます。人が作ったものでも、地形がそうなったものでも同じです。
美しさへの感じやすさは、細い神経と一組で配られることになっています。数字はそれを認めません。神経症傾向の外にある24のファセットの中で、この尺度はその家族といちばん平らな関係にあります。六つのどれとも0.11を超えず、不安との相関はちょうどゼロです。
どちらかが繊細な人間ということはありません。一方は物の見え方と聞こえ方に注意を置き、もう一方は同じ注意を別の場所に置きます。
数小節の音楽が午後の中身を入れ替えます。部屋の光や丘の線に気づき、味気ない場所は、そこにあるものすべてが働いていても人を削ります。展示や遠くまで見える場所は義務ではなく燃料です。請求は時間とお金で届き、それから、近くにいる人が「素敵だね」の欄に片づけてしまうことで届きます。
色、形、音、風景。人が通り過ぎるものの前で足が止まる。美しさが、はっきりと生活の一部になっている。
物はそれが何をするかで決まります。体重を支える椅子は写真に映る椅子に勝ち、詩は短い結論への遠回りに見えます。同じ色の濃さを二つ並べて選ぶ時間は、そのまま手元に残ります。代金は切ってある一本の回線です。場所は変わらず気分を決めているのに、そこからの読みが届きません。
美術や音楽に、強く心を動かされることは少ない。良し悪しではなく、心の向く先が別にあるということ。
十人に四人ほどが中間帯に入り、その帯は性別で場所が違います。男性は35点から42点、女性は40点から45点。美しさは調子のいい時間に届き、一週間の段取りを決めるところまでは行きません。
低い・平均・高いの三つの帯は、ジョンソンがこの基準データで使う30/40/30の分け方から来ています。帯は集団の中の位置で、人の種類ではありません。趣味が良いか悪いかについて、点数は何も言いません。
答えは1問につき1点から5点、文は10なので、素点は10点から50点の間に入ります。下の曲線は最後まで終えた135,947件から作っていて、上の端に寄って詰まっています。
| パーセンタイル | 素点 |
|---|---|
| 10 | 31 |
| 25 | 37 |
| 50 | 42 |
| 75 | 46 |
| 90 | 49 |
中央値は男性が39点、女性が43点で、この43点はモデルのどの集団よりも高い中央値です。男性の半分は34点から44点、女性の半分は39点から47点に入るので、40点は強い結果というより普通の結果です。パーセンタイルが比べる相手は、同じ性別と年代でこの診断を受けた人たちです。
性別がこれほど分かれる場所は、不安のあたりを除けばここだけです。そして開放性の中で、年齢が引くのではなく足していく唯一の場所でもあります。
女性の平均は41.9点、男性は38.0点で、差は3.9点。30のファセットでこれより大きく分かれるのは不安の4.26点だけです。年齢は両方の曲線を上へ動かし、男性は21歳未満の37.2点から60歳を超える39.3点へ、女性は41.5点から42.8点へ。四つの年代すべてで両方の性別が増える開放性のファセットは、ここだけです。上がり幅は小さく、いちばん上の区画には性別ごとに約250人しか入っていないので、その端は結論ではなく手がかりです。
開放性のまとまりは五つの因子でいちばん緩く、二つのファセットが共有する平均は0.29。誠実性の0.48や神経症傾向の0.52とは差があります。下の図は一本ずつ読む価値があり、この尺度が一緒に動くものの一部は、家族の外にあります。
高い点数が目立つのは、出来上がったものを人が見る場所、聞く場所です。誰も読み直さなかったスライド、耳に引っかかる言い回し、動いているのに安く見える製品に気づき、周りは最後の一割をその人に渡すようになります。同じ目が、もう十分よいはずの仕事にもう一周を求めることもあります。低い点数は決めた範囲を守って出します。
共通の趣味は、ここで静かに働きます。高い人は演奏会や本や海辺を差し出して、まっすぐには言えないことを言い、返ってきた無関心は思ったより強く当たります。低い人は暮らしの側に手をかけるので、何かを見に行こうという誘いが、もっと近くに来ようという誘いだったことに気づかないことがあります。
上の端では、この感じやすさが何に向いているかで景色が変わります。向かう先がなければ残るのは好みだけで、何かが実際に作られるかどうかは、同じ結果の中にある誠実性のファセットが決めます。下の端に直すところはありません。場所は、読みが届くかどうかに関係なく、いつもの強さで気分に効いています。
受け継がれた差がどこまで関わるのかは双生児のデータから見積もられていて、ビッグファイブの尺度ではおおよそ半分。残りの多くは、同じ家で育ったきょうだいでさえ共有しない出来事の側に置かれます。動く余地はありますが、人を並べたときの順番は十年たってもだいたい同じところにあります。
珍しいのは向きです。開放性の多くは年齢とともに薄くなり、想像力ははっきり下がるのに、美しさへの感じやすさは両方の性別の四つの年代すべてで少し増えます。素直な説明は触れた量で、好みは人生が足し続けられる数少ない部分です。ただし基準データは違う年齢の違う人を同じ時点で並べた比較なので、この傾きの一部は年を取ることではなく世代のものです。
300項目版では芸術への関心を10の文が測り、120項目版では4つです。答えは1点から5点、10のうち5つは逆向きに書かれていて、合計する前に向きを戻します。短い版で逆向きは2つ。出た合計を性別と年齢層の基準データと照らすと、パーセンタイルになります。
アルファは同じ尺度の項目がどれだけ揃っているかを示します。研究では0.70以上が安定とされます。この数値はジョンソンの公開データから自分たちで計算したので、公表値と照らし合わせられます。
10の文はこのページのどこにも並べていません。先に読んでしまうと選ぶ答えがそちらへ寄るので、文が姿を見せるのは診断が始まってからです。
他の人の中で自分がどのあたりに立つと思うか、目盛りを置いてみてください。そのあと診断を受けると、当てた場所とのずれがそのまま見えます。
0はこの診断を受けたほとんどの人より低い、100はほとんどの人より高い、という意味です。
これは予想であって、測定ではありません。診断は、回答を実際の人の基準データと比べます。
いいえ。この尺度が尋ねるのは何を作れるかではなく、芸術や音楽や景色が届くかどうかと、それにどれだけ場所を渡しているかだけです。人前で何かを演じたことのない人が上のほうに来るのは普通のことです。作る側に回るには技術と粘りが要り、それはプロフィールの別の場所にあります。
上の帯が開くのは男性で素点43点、女性で46点です。尺度全体が上に詰まっているので、境目も高いところに来ます。だから50点中40点は、男性なら中央を少し超えたところ、女性なら下の三分の一に入ります。
女性の平均は41.9点、男性は38.0点で、差は3.9点。これより大きく分かれるのは不安だけです。同じ差は大きな標本でも出てきますが、原因は議論の途中にあります。子どもが何に気づくよう促されるか、自分について答えるときの癖、生物学。集団の平均の比較であって、一人について何かを言うものではありません。
ここでは数字がはっきり答えます。神経症傾向の外にあるファセットの中で、この尺度はその因子ともっとも弱くつながっています。六つのどの尺度とも0.11を超えず、不安との相関はゼロ。震えるような感性という像に、私たちの数字は味方しません。
開放性が因子で、芸術への関心はその六つのファセットの二番目です。自分の因子との相関は0.71、残る五つをまとめて0.54で、開放性のファセットの中ではいちばん密な収まり方です。それでも動きの多くは共有されないので、因子の点数が中間帯でも、美しさへの強い引きが隠れていることがあります。
アルファは10項目版で0.811、4項目版で0.748。どちらもジョンソンの公開データから計算しました。二つとも使えますが、短い版は時間を節約して鋭さで払います。差が見えやすいのは因子よりファセットの水準です。